長野県知事と昼メシ食べながらコワーキング、コリビング、コワケーションの話をしました

こんにちは。コワーキングスペース長野代表の駒込です。

先日、長野県知事と話してきました!

10月29日、コワーキングスペース長野のメンバー+αで県庁に呼ばれまして、昼飯を食べながら阿部知事とお話したんですね。

知事が来る前はリラックスしてたんですが、いざ目の前にすると緊張でした。。。

知事が来る前はこんなにリラックスしてたんですが、、、

話題はコワーキングなどを活用して、長野にもっと人を呼び込むにはどうすれば? といったような内容。

終了後に、県職員の方からは「いつも以上に盛り上がり、知事も楽しそうでした」とのご連絡が。

マジですか!

僕らもまさか知事や県職員さんと直接お話しできる機会がいただけるとは思っていませんでした。ありがとうございました。

知事とグループ作って飲み会やるかも?

会議室の巨大な机に圧倒されながら知事の最初のごあいさつを聞きました

会議室の巨大な机と、知事のオーラに圧倒されながら最初のごあいさつを聞きました

今後は、話の流れで知事から出た以下の2つ

  • Facebook(LINE?)でグループ作っての情報共有
  • 知事や県職員との飲み会

をなんとしても実現していきたいと思います。

知事! 県職員の方! がっつり真に受けてますよ(笑) お願いしますね!

とりあえず、県職員の担当者さんには真剣にメールしました。

真面目な話、初めてあった得体の知れない僕らと継続的にお話したいなんていっていただけるとは、めちゃくちゃ柔軟な方だなあと僭越ながら思いました。

「県政ランチミーティング」という仕組みで

早くも長野県のサイトには僕らの姿がアップされてました!

早くも長野県のサイトには僕らの姿がアップされてました!

今回、こうやって阿部知事とお話しさせていただいたのは「県政ランチミーティング

知事と先進的な取組を行う県民グループの皆様が県政に対するご意見やご提案について、食事をとりながら気軽に語り合う

という仕組みでした。今回の案内は↓ですね。

平成30年度「第9回県政ランチミーティング」を開催します/長野県

僕らとしては、具体的には以下のようなことをお話ししました。

  • 長野県は移住したい県No.1だが若い世代にとって移住はハードルが高いので、まずは「流通人口」を増やすことが重要
  • そのためにはリモートワーカーやテレワーカーに対して仕事をしやすい環境を提供できる「コワーキング」が重要
  • コワーキングを活用しつつ複数の人が短期間滞在しながら仕事をする「コリビング」や、フリーランスが出会い、仕事を作りつつ観光する「コワケーション」も観光県である長野県には積極的に取り組む必要があるのでは

流通人口って何? なぜ増やすべきなのか

そもそも「流通人口」とは僕らの造語でして、要するに総務省の定義する「関係人口」のようなものですね。

僕らなりの定義としては、実際に長野県に来て何かしらの活動をする人を指します。主として経済活動を想定してます。

なぜ経済活動なのかというと、地域活性化、移住・定住は全て手段であって、真の目的は経済活性化のためではないかと。

もちろんお金が全てではないですが、何をするにもお金がかかりますし、暮らしたり生活するには仕事がないと基本無理なわけで。。。

このろくろを見てもわかるように、ちゃんと真面目な話をしたんですよ(笑)

このろくろを見てもわかるように、頑張って真面目な話をしたんですよ(笑)

今すぐ長野県で爆発的に起業する人を増やしたり、既存企業の事業をどんどん発展させて雇用を激増させるのは難しい。

それどころか、働き手も消費者も減少していく時代です。

そうなると人の囲い込み、奪い合い(移住・定住)をベースにした地域活性化はいずれ行き詰まるはず。

一方で、今はテレワーク、リモートワークなどでどこにいても仕事できる時代ですよね。

だったら、主に個人のテレワーカー、リモートワーカーをターゲットにして、長野県をお試ししてもらう。気に入れば住めばいいし、短期滞在でもいい。

移住・定住にこだわらず、出入りする人の絶対数を増やせばいいのではないかなあと。

コワーキングが地元と流通人口のハブになる

気軽に自分の都合のいいタイミングで長野にやってきて仕事する、地元の人と触れ合う。そんな人=流通人口、を増やしたらいいんじゃないかなと。

ここで大事なのは「地元の人と触れ合う」ことなんですね。

単純に県外からやってきてホテルで仕事するだけだと、出張と何も変わらなくなってしまいます。

地元と絡むことにより新たに仕事が生まれたり、地域課題の解決をサポートしてもらったり、そこが気にいって定住のきっかけになったりと広がりが生まれます。

そこで仕事場でもあり、現地の人間関係を持っていて、コーディネートできるのがコワーキングだったりするのかなと。

コワーキングで仕事したり、イベントに参加したりして関係を作ることで、移動してきた人と現地の人間のハブになれます。

知事や県の考えている課題意識は同じ、違いは?

そんな話を一生懸命させてもらったんですが、知事のお話を伺っていくと、知事や県の考えている課題意識は僕らのやろうとしていることとほぼ同じでした。

例えば、普段は東京で仕事していても夏場は涼しい長野で仕事するだとか、雪の降る時期になったら長野で仕事して週末はスノボするだとか。

そういう方向性は長野県としても大いにやるべきだと知事もおっしゃってました。

事実、長野県ではすでにリゾートワークだったりワーケーションを事業として進めています。

違いは県の場合、主に企業を対象とした「ワーケーション」を想定しており、僕らは主に個人を対象にしている点でした。

ワーケーションとは企業が開発合宿などの目的で開催し、一定期間地方に移動してきて仕事(観光も)するようなイメージですね。ある種、新しい社員旅行的な感じ。

新たな企業誘致の手段という意味合いもあるのかなと。

知事からも質問があったり、現状を説明したりしてくれました

これからの時代を生きるための教育は県としても力を入れていきたいとのこと

しかし、これからは個人の時代だと思うんです。

テレワークやリモートワークを活用することで、今後は自分にとって都合のいいところ、暮らしやすいところにどんどん人が移っていってしまう。

自分のライフステージに応じて最適な場所に移動するのが当たり前になると思うんです。企業もそれを認める方向ですよね。

だとするならば、長野県は個人の流通が盛んになる方向にも力を入れるといいんじゃないでしょうか。

また、移動が自由にできる人は当然のようにできるので問題ないが、スキルやノウハウ、経験がないためできない人もいる。

そういう方達への教育だったり、コーディネートなんかも大事になってくると思うんです。

そこでコワーキングを活用しての教育だったり、県運営の施設などにコワーキングの担当者が出張して人材のコーディネートができるとよさそうです。

そんなお話もさせていただきました。

これからは「人のシェア」を県の政策のど真ん中にしては?

つまりは「人のシェア」だと思うんですね。

移住させて囲い込もうにも、そもそもの人が足りない。そんな時代が目の前なわけです。

もはや各地で人をシェアするしかないんじゃないか。長野県としても「人をシェアする」という考えを中心にしてみてはどうでしょうか。

そんなお話もしたように思います。

「シェア」といってもこちらが決めることはできません。個人が自分にとって都合のいいタイミングで、最適な場所を選べる時代だからです。

選んでもらうには、長野県としては日本で一番、いや世界で一番移動して仕事しやすい場所になっている。

コワーキングに行けば地域のハブとなるコーディネーターがいる。その人がいるからそこにいく。

そんな魅力が必要です。

長野県に圧倒的に流通人口を増やすには?

長野県に圧倒的に流通人口を増やすには、すでに県で進めておられるワーケーションなどの事業をバリバリ進めてもらえばいいかと思います。

あともう一点は、先に挙げた魅力を作り出す意味で、流通人口を増やす、人のシェアの方向に全振りすることが大事なんじゃないでしょうか。

大胆にも、そんなことを口走ったような気がします(; ^ω^)

でも、移動する人の多くが長野県を意識するようになれば、その中から

  • 子育て期間中は長野で暮らそう
  • 引退して静かに暮らしたいから長野へ
  • キャンプが好きだから夏場だけは長野へ

として一定期間滞在して消費したり経済活動したりする人が増えるはずなんですよね。企業誘致より個人誘致が大事な理由はここではないかと。

そのためのベイビーステップとして、

  1. 銀座NAGANOのスペースを長野のコワーキングが無料(安価で)で活用できないか?
  2. 県の遊休施設をサンプルで実証実験用に何箇所か活用させてくれないか?
  3. 県運営の施設に各コワーキングのスタッフがコーディネーターとして勤務できないか?

みたいなご提案をさせていただきました。1については可能になりそうです。

そのほかにもいろいろとブレスト的にお話しさせていただきました。

阿部県知事も担当部局の方も積極的に話してくれました

てな感じで、割と好き勝手なことばかり申し上げてしまいました(汗)

今だから冷静に振り替えれますが、最初は緊張でふわふわだったんですよ。なんせ県知事と直で話すのって人生初ですし。

でも、阿部県知事も担当部局の方もすごく積極的に、フレンドリーに接していただけたおかげで話しているうちに落ち着くことができました。

阿部知事はスラリと背が高く若々しくて、人の話をよく聞いてすぐ理解してくれる方でしたねー。

阿部知事と記念撮影

最後に阿部知事と記念撮影、絶妙に目を閉じている私(涙)

その場ですぐ県職員に確認したり、指示を出したり。県職員の方々も優しく今の県の施策を説明していただけました。

こんなに政治家や行政の方と距離が違いのは長野県だけなんじゃない? と思うほどでしたねー。

ちなみに、本日は代表の駒込含めコワーキングスペース長野軍団(ハンモック松本さん・宮原さん、イイトコ江原さん)+移住ソムリエ草柳さん(夫の和彦さんはなんとZoom参加!)がご一緒でした。

和彦さんもランチを食べながらZoom参加、Zoomで県知事と話すって全国初では?(笑)

和彦さん側から見た画面、Zoomで県知事と話すって全国初では?(笑)

皆さんには本当に助けられました。話に詰まったら適当に話題を振って、その間に自分の考えをまとめたりとか。。。

ま、それはともかく、今後も長野県とはいろいろとコラボできそうです!

阿部県知事、長野県の職員の方々、本当にお世話になりました。

留守の間いてくれたスタッフの皆さん、本日までご協力いただいみなさん、ありがとうございました!

・・・まずは県知事含めてFacebookとかLINEでグループ作ったり、飲み会やろうぜなんて話から実現していきたいと思ってます(笑)